日本についての授業記録 in 海外④日本の小学校

「日本の学校と違う!」

自分の学校生活を紹介したところ,海外の小学生も先生も興味をもってくれました!

特に子どもが給食当番とそうじをするのはびっくりされます。

給食当番が配膳している写真を見せて「何をしているでしょう?」と問うと,100%「クッキング」と言われました。

そもそも「日本では6歳で小学校に入学する」「4月から学校がスタート」というのもイギリスやニュージーランドの子どもには驚かれました。イギリスの学校には4歳,5歳から入れるレセプションというクラスがあり,ニュージーランドの小学1年生は5~6歳(日本は6~7歳)だからです。フィンランドは日本と同じで6歳入学で,1年生(6歳)から9年生(15歳)まで進級するようになっていました。

イギリスの学校は9月,フィンランドは8月,ニュージーランドは1月末~2月初めに新年度がスタートするというバラバラ具合で私は驚きました。私が行った学校では日本のような入学式もランドセルもありませんでした。

9~10月に桜が咲くニュージーランド

「あなたたちは1月終わりか2月はじめに学校が始まるよね?」「Yes!」という会話のあとに,「日本の学校はいつから新年度が始まると思う?」と訊いたら,ニュージーランドの子どもの返答は「1月」「12月」「8月」など正解が出ません。「桜の季節だよ!」と大ヒントを言ったつもりでしたが返ってきた答えは自信満々に「9月!」そうか,ここはニュージーランド,南半球で季節が逆だった!

自分の常識は他人の非常識,自国の常識は他国の非常識の可能性は大いにあるので,「こんなの当たり前すぎて興味をもってもらえないだろう」と思うことも言ってみる価値アリ,と思いました。「それはここも日本と同じだよ!」と言われてもそれはそれで「遠く離れた外国なのに一緒なんだねー」と面白く思います。

とりあえず話してみるのが大事

外国語の学習が1年生からあったり,コロナをきっかけに掃除を外部委託したりと,日本国内でも都道府県内でも,市内ですら学校によって違いがありますね。おもしろいです。私は掃除を外部委託している学校で働いたことがないので「まるで海外みたい!」と思いました。最後までお読みいただき,ありがとうございました=^_^=

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