なぜイギリス?

海外生活に興味がある人へ

1年間の海外研修で,一番長い滞在先をなぜイギリスにしたのか。

実は,「英語圏には行くな。時間がもったいない。」と恩師から言われていました。「英語ではなく,もっと話せる人が少ない言葉の国に行きなさい。そっちの方が価値がある。」と。

確かに。おっしゃることは分かります。でも私はどうしてもイギリスに行きたい。一生に一度しか海外に長く居られないかもしれないので,イギリスに行かせてください。

しかし,なぜ私はそんなにイギリスに行きたいのだろう?

イギリス人の先生にいろいろ教わったから

私が初めて出会った外国の方はイギリス人の方で,私は当時12歳。今も英会話教室でお世話になっています。イギリスに誇りをもつ,その方の影響は大きいです。日本とイギリスの違いをいろいろと教えてもらい,「自分の当たり前って当たり前じゃないんだな」と衝撃を受けたのを覚えています(ン十年前に)。おかげでイギリスに興味をもつようになりました。

ミステリー中毒だから

私は推理小説,推理ドラマ,2時間サスペンス,刑事コロンボ,古畑任三郎,金田一少年の事件簿,名探偵コナンが大好きのミステリー中毒です。イギリスで生まれた名探偵シャーロック・ホームズ,エルキュール・ポワロ,ミス・マープルのシリーズは,数ある推理小説やドラマの中でトップクラスに好き。特にポワロとマープルのドラマは何回見たか分かりません。その舞台のイギリスにはぜひ行きたかったのです。

そして,アガサ・クリスティー書き下ろしの推理劇で,世界一ロングランの舞台「ねずみとり」を絶対見たいと思っていました。

ラグビーが好きだから

2019年に日本で開催されたワールドカップでにわかファンになり,それがいまだに継続しているラグビーファンです。ラグビー発祥の地イギリスにぜひ行きたい,聖地トゥイッケナムスタジアムに行きたい,と思いました。

行きたいところがたくさんあるから

遺跡も風光明媚な場所もたくさんあるイギリス。特にストーンヘンジと湖水地方に行ってみたいと思っていました。

博物館・美術館・公園・庭園が好きだから

大英博物館をはじめ,行きたい博物館,美術館がたくさんあるイギリス。しかも無料の場所も多くて驚きです。広大な公園や庭園もあちこちにあるイメージで,いいなぁ行きたいなぁと思っていました(実際ありました)。

ハリー・ポッターが好きだから

やはりハリー・ポッターの威力はすさまじいです。あの魔法学校の話は虜になります。映画のロケ地も行きたくなります。

ふくろうのヘドウィグが大好きです。

紅茶とスコーンが好きだから

ぜひ本場で紅茶とスコーンを食べたい!と思いました。

エド・シーランが好きだから

一番好きな歌手がイギリスのシンガーソングライター,エド・シーランです。いつか彼の歌をカラオケで上手に歌えるようになりたいものです。

くまのパディントンが好きだから

原作の本や絵も元々好きでしたが,映画がすばらしかったです。私の好きな映画トップ5に入ります。1も2も見るたびに感動します(しかも2には大好きなイギリス人俳優のヒュー・グラントが出演)。とにかくパディントンはかわいくておもしろくて最高です。名前の由来のパディントン駅に行きたい!と思いました。

OO7のファンだから

一番好きなのはショーン・コネリーの初代007。いつ見てもかっこいい。スパイグッズの発明品もおもしろいですね。

ピーターラビットが好きだから

イギリス生まれの有名な絵本,キャラクターの1つですね。世界一有名なウサギでは?

ピーターだけでなく動物たちがもれなくみな可愛いです。原作のビアトリクス・ポターの絵はとても癒されます。絵本を子どものころに読んでいたし,2018年公開の映画もおもしろかったです。

サンダーバードが好きだから

10代の頃「最近サンダーバードという番組にはまっている」とイギリス人の先生に言ったときにサンダーバードもイギリス生まれだと知り,驚愕。これもイギリス生まれなの!?という感じでした。「サンダーバード」は人形劇とは思えないリアルさが素晴らしいですね。ハラハラドキドキの話が面白いし,個性的なメカ達が最高にかっこいいです。

不思議の国のアリスが好きだから

この作品も根強いファンがたくさんいらっしゃることと思います。アリスやウサギがかわいいし,登場人物が変だし,風刺が効いているし。

歴史上重要な人物が多いから

劇作家シェイクスピア,「種の起源」のダーウィン,近代科学の父ニュートン,伝説のロックバンド ビートルズ(The Beatles),数学者アラン・チューリング(最近,紙幣になりましたね),喜劇王チャールズ・チャップリンなどなどなどなど・・・

その他にもいろいろとイギリスには魅力があるから

これまで何回かイギリス人の先生には釘をさされていました。「日本人はイギリスにいまだによいイメージをもっている人が多い。紳士の国,ジェントルマンのような。でもそれは100年前の話で今は違うから期待しすぎないように。」と。

そうは言われても自分の目で見たい,行きたい,というわけで,期待と不安でいっぱいのイギリス生活は始まりました。

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