海外生活について小学生にプレゼン2

「日本と違う!」

★ 海外や日本について興味をもってもらえるように小学生にプレゼンすることになりました。

海外生活の概要

私はイギリス、フィンランド、ニュージーランドの3つの国の小学校でボランティア活動をしました。たとえば、日本語や折り紙を教えたり、一緒に遠足や修学旅行に行ったりしました。それぞれの国の子どもたちの学校生活についていくつかのお話をしますね。

イギリス編

さいしょはイギリスです。

イギリスと聞くと何を思い浮かべますか?

イギリスは私が大好きなものがたくさん生まれた国なので,ぜひ住んでみたかったのです。

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イギリス生まれの好きなものリスト

  1. シャーロック・ホームズ(推理小説の名探偵、アーサー・コナン・ドイル作)
  2. 名探偵ポワロ(エルキュール・ポワロという名探偵が活躍する、アガサ・クリスティ作の推理小説シリーズ)
  3. ミス・マープル(名探偵ミス・マープルが主人公のアガサ・クリスティ作の推理小説シリーズ)
  4. ストーンヘンジ(イギリス南部にある世界的に有名な巨石遺跡)
  5. スコーン(紅茶のお供として人気のあるイギリスの伝統的なお菓子)
  6. 紅茶(イギリスでのティータイム文化を象徴する飲み物)
  7. くまのパディントン(ペルー生まれのくまがロンドンで冒険する児童書シリーズ、マイケル・ボンド作)
  8. ラグビー(イギリス発祥のスポーツで、国内外で人気が高い)
  9. ピーターラビット(ビアトリクス・ポター作のうさぎのキャラクターが主人公の絵本シリーズ)
  10. 不思議の国のアリス(ルイス・キャロル作の児童文学作品)
  11. サンダーバード(未来の国際救助隊の活躍を描くイギリス発祥のSF人形劇)
  12. シェイクスピア(ウィリアム・シェイクスピア、数多くの名作を生み出した劇作家・詩人)
  13. エド・シーラン(現代の人気シンガーソングライター)
  14. ハリー・ポッター(J.K.ローリング作の世界的に有名なファンタジー小説シリーズ)
  15. 機関車トーマス(蒸気機関車が活躍する鉄道物語、ウィルバート・オードリー原作)
  16. ひつじのショーン(アードマン・アニメーションズ制作のコメディ・クレイアニメ)

他にもイギリス生まれの日本で有名なものはピーターパン,くまのプーさん,キットカットがありますね。

えっ,これも,この人もイギリス生まれなの?

ということが私はこれまでよくありました。キットカットは日本のお菓子だと思っていたし(恥)

(余談ですが,もし「パディントン」の映画をまだ見ていない人がいたら絶対見てください。激押しです。1も2も最高に面白いです!イギリスで撮影されていて街並みを知ることもできます。配信中→Amazonプライム ビデオU-NEXTHuluTELASA

イギリスの小学校ではサッカーが一番人気!休み時間になると必ず誰か(男女混じって)サッカーをしています。

イギリスは雨が多い国なので、多少の雨であれば外で遊んだり体育をしたりします。”多少の”と言いましたが,私から見ると「こんなに雨が降っている中で・・・?」くらいの雨の強さだったので驚きました。ちなみにサッカーもイギリス生まれのスポーツです。

イギリスの小学校

Created with AI(写真を元に生成)

この写真は私が居たイギリスの小学校です(外観や教室の写真を見せる)。何か日本の学校と違うところに気づきましたか?

そう,建物がレンガでできています。みなさんは今までレンガの建物を見たことがありますか?日本にはレンガ造りの建物はあまりありません。なぜでしょう。6年生は想像つくかな?

6年生の皆さんは,先日,明治の始まりについて学習していましたね。そのころ日本にレンガの技術が伝わってきてレンガを使って建物が作られるようになりました。理由はレンガは火事に強いし,木のように腐らないからです。それに西洋文化への憧れもあったようです。でも今の日本にレンガ造りの建物はあまりありません。なぜか。

日本とイギリスのとっても大きな違い。それは地震があるかないかです。

日本は地震が多くて,大きな地震(関東大震災)が起きたときにレンガの建物が崩れてしまいました。それ以来,鉄筋コンクリートの建物の方が作られるようになったそうです。

イギリスは大きい地震がめったにないので,私は教室に入ってびっくりしました。なぜなら日本の教室だったら絶対置かない場所に物がたくさん置いてあるからです。(少なくとも私の今までの勤務校では置いたらいけなかった場所です。)

だから,みなさんが毎年していることで,イギリスの子どもがしないことは何でしょう。

それは地震の避難訓練です。地震で物が散乱している学校の写真や,日本の子どもが机の下にもぐっている写真をイギリスの小学生に見せたら驚いていました。

ちなみに,イギリスの学校は火災の避難訓練はあります。ファイアドリルと英語で言います。

私はある日,非常ベルが鳴って,先生達がクラスの子ども達を整列させて運動場に急いで出たときに,その日が避難訓練だと知らなかったので何事かとかなり慌てました。近くに居た人が「ファイア」と言ったので「火事!?」と周りを見ると,屋根の近くの窓から煙が出ています

本当に火事だと思って心臓がバクバクしましたが,結局その煙はニセモノの煙(発煙筒)で,火災の避難訓練が計画通り行われただけでした・・・が,まさか煙を出すとは・・・・。初めての経験でした。

(日本でもあるのでしょうか。避難訓練で本当に煙を出す学校が・・・。)

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